【盗難車のゆくえ】

今回は世間を騒がす【盗難車のゆくえ】についてお話させていただきます。

 (アクツ商会さんと異なり、文章が中心となりますのでご了承ください。)

勿論、弊社を含めナップスグループは盗難行為とは一切関わりはありませんが、
自動車業界に携わっているため、どういった手口で盗難車が転売されていくのかの情報は耳に入ってきます。
 
盗難された車は主に2つのパターンで転売されていきます。
  1. 中古車として国内・海外に転売される
  2. ばらばらに分解されて海外に輸出される

ナップスグループは解体業者の集まりですので、今回は「2」のケースで話を進めながら、
「1」についても触れていきたいと思います。

解体業者の仕事の流れを簡単に説明しますと以下のようになります。
  1.  車を引き取る
  2.  再利用できる部品を取り外して販売す。
  3.  それ以外の部分を廃棄物として公害とならないよう適正に処理する。
 
解体業者に入ってくる車は、事故等やむを得ない事情がない限り、10年以上経過した古い車が中心となりますが、
       事故車・故障車で修理するのにお金がかかる。
       所有者が亡くなって相続が面倒。
       海外でも人気のある一部の車で。解体して部品として販売しても採算が取れる。
 
等の事情で稀に新しい車も入ってきます。
ということはそれ以外の事情で入ってきた車は

怪しい!

ということになります。

実は、弊社にもそんな怪しい車が入ってきたことがあります。

コーションプレートが外されている

*コーションプレートが外されている。

車台番号が削られている

車体番号が削られている。
 
部品として価値のある車は、車検証は既に抹消されていても、
車体だけ転売されていくケースが少なくありません。
従いまして、この売買のルートをたどって元の所有者までたどり着くのが困難なケースも少なくありません。
 
この時は警察に届出をしました。
 
担当の警察官の方とお話させていただきましたが、
最近はヤフーオークション等で盗難車が売買されているケースも少なくないようです。
しかも、ヤフーでは3ヶ月以上前の取り引きの記録はすべて消去してしまうため、
それ以上前の記録をたどることができず、捜査できなってしまうこともあるとのことでした。

また、この写真では明らかに削られていることがわかりますが、プロになると専門家が見ても分からないくらい綺麗に削って
新たな車体番号を刻印してしまうとのことでした。
 
 ・車検証がない
 ・車体番号も分からない

この場合はどうしたらいいのか?


次に調べるのがエンジン番号です。
エンジン番号が削られていたり、エンジンが載せかえられているともうお手上げですが、
エンジン番号が分かれば、メーカーに問合せをすることで車体番号を調べることができます。
車体番号がわかれば、陸運局で元の所有者の氏名・住所が分かります。

エンジン番号→車体番号→所有者の住所・氏名
という流れで所有者までたどることができるのです。

幸い、この時の車はエンジン番号までは削られていなかったため、
その番号をメーカーに問い合わせしてみました。

その結果・・・












次回のお楽しみです・・・・