自動車税は決して安い金額ではありません。
2000ccの場合で39,500円の納付書が5月頃送付されてきます。
1年滞納してしまうと、2年分79,000円を納付しなくてはなりません。
それを気にして陸運局での手続きを躊躇される方はいませんか?
自動車税の未納が今年度分のみの場合、2年以上の滞納がある場合で対応の方法が異なります。
以下の流れで自動車税をお支払いください。
何月に廃車したかで自動車税の支払い金額が異なります。
例えば、2000ccの車を10月に廃車した場合、自動車税の支払いは4~10月の7カ月分のみです。
年税額39,500円から還付金16,400円を引いた、23,100円が納付金額になります。
手続きが翌月になると、その分、納める金額が多くなります。
なお、軽自動車は何月に廃車しても納める金額は同じです。
本年度の自動車税が未納でも廃車できます。
抹消手続き終了後、約1~2か月後に、自動車税事務所から未払い分の納付書が、印鑑証明書の住所に送られてきますので、その時点でお支払いください。
また、自動車税の納付金を一括で払えない場合は、自動車税事務所に電話し、分割で納付する交渉をしてください。
自動車税の滞納が2年以上の場合、「嘱託保存」という措置が取られ、滞納している税金を払わないと、抹消手続きができない場合があります。
この場合は、「印鑑証明書等廃車手続きに必要な書類が揃わない場合」と同様に、
という流れになります。
また、自動車税を滞納して一定の年数を経過すると、税金の請求が来なくなることもあります。
これは自動車税事務所が請求を「保留」しただけであり、滞納の記録は残り続けます。
滞納した自動車税を分割で支払うことはできますので、自動車税事務所に相談されることをお薦めします。
ただし、支払いが終わるまで嘱託保存抵当はついたままです。
弊社では廃車でも、車両本体価格を4,000円以上(軽自動車除く)で買取りしていますので、自動車税の支払いに充ててください。
※「車両本体価格」以外にお車の移動料金が別途費用として発生します。