放置自動車110番 ビッグエイト
0120-910-304 営業時間 平日 9:00~18:00 土 9:00~12:00 日・祝 休み お問い合わせはこちらから

放置自動車の撤去は、素人判断や安易な業者選びで進めると危険です

放置自動車の撤去は、単に「邪魔な車を動かす作業」ではありません。

車両は所有者・使用者にとって財産であり、手順や判断を誤ると、後日、撤去を依頼した管理者側が損害賠償請求を受ける可能性があります。

インターネットやAIで調べれば、通知書の文面や撤去までの大まかな流れは分かります。しかし、「手順を知っていること」と「現場で安全に実行できること」は別問題です。

放置車両の対応では、所有者確認、通知、記録、保管、処分、撤去後の説明対応までを見据えて進める必要があります。

このページでは、放置自動車の撤去を素人判断で進める危険性や、無料・格安業者に安易に依頼するリスクについて解説します。

放置自動車の撤去で最も危険なのは、「撤去できるか」だけで判断することです

放置自動車のご相談では、次のような状況がよくあります。

  • 長期間置かれたままになっている
  • 契約者と連絡が取れない
  • 駐車料金や管理費の滞納がある
  • 近隣や利用者から苦情が出ている
  • とにかく早く片付けたい

このような場合、管理者様としては「早く撤去したい」と考えるのは当然です。しかし、放置車両対応で重要なのは、車を動かせるかどうかだけではありません。

本当に重要なのは、後日、なぜ撤去したのか、その判断の正当性を説明できる状態にしておくことです。

車検証上の所有者・使用者、駐車場契約者、実際に車を使っていた人が一致しているとは限りません。ローン会社名義、所有者死亡、相続関係、譲渡トラブル、差押え、車両価値の問題などが隠れている場合もあります。

そのため、放置自動車の撤去では、次のような説明だけでは不十分になることがあります。

「駐車場の契約者と連絡が取れなくなったから処分した」

「車がボロボロで長期間あったから処分した」

素人判断で撤去を進めると、後日、判断の正当性を説明できないことがあります

放置車両の撤去では、通知、警告、記録、保管、処分という一連の流れが重要です。しかし、実際には「対応したつもり」になっていても、後日トラブルになったときに説明できないケースがあります。

たとえば、次のようなケースです。

  • 警告書を貼っただけで、所有者や使用者への書面通知をしていなかった
  • 電話や訪問で連絡を試みたが、その記録が残っていなかった
  • 車両の写真や現地状況の記録を残していなかった
  • 処分前の車両状態や車内状況を記録していなかった
  • 後日、「高額な車両だった」と主張されたが、撤去前の車両状態や査定根拠を示せなかった
  • 「車内に高額な荷物があった」と主張されたが、車内状況の記録がなく反論できなかった
  • 「個人の財産を勝手に処分された」と言われたが、通知・保管・処分に至る経緯を説明できなかった
  • 保管期間が不十分なまま処分してしまい、撤去判断の正当性を説明できなかった

たとえ正しい対応をしていたとしても、記録が残っていなければ、後日「本当に通知したのか」「どのような判断で処分したのか」と問われたときに説明できません。

放置車両対応では、実際に何をしたかだけでなく、後から相手方に主張されたときに、事実と記録に基づいて反論できる状態にしておくことが重要です。

ネットやAIで手順を知っただけでは、安全に実行できない理由

近年は、インターネットやAIを使えば、放置車両への通知書文面や、撤去までの一般的な流れを調べることができます。これは非常に便利です。

しかし、放置車両の現場では、同じように見える案件でも、実際の事情は一台ごとに異なります。

たとえば、次のような点によって、対応方針は変わります。

  • 駐車場契約者、車検証上の所有者、使用者、実際に車を使っていた人が一致しているか
  • ローン会社、相続人、譲受人、親族など、別の関係者が存在する可能性があるか
  • 車両の経済的価値がゼロに近いのか、低いのか、高額なのか
  • 所有者・使用者・関係者から、連絡や異議申立てが来る可能性があるか
  • 相手方が、車の返還を求めているのか、金銭での補償を求めているのか、単に対応できず困っているのか
  • 相手方が申し訳ないと思っているのか、強く反発しているのか、連絡自体が取れないのか
  • 撤去後に、誰からどのような問い合わせや主張が来る可能性があるか

こうした事情によって、進め方は変わります。

特に重要なのは、「撤去できるか」だけでなく、次の判断です。

  • 今この段階で撤去してよいか
  • 撤去後にどの程度保管し、最終的にいつ処分するのか

放置車両は、現場から移動した時点で問題が終わるわけではありません。撤去後も、一定期間保管し、所有者・使用者・関係者からの連絡や異議申立ての可能性を考慮したうえで、最終的な処分判断を行う必要があります。

通知書を作ることはできても、相手方が反発したときにどう対応するか、どの程度の期間を設ければ十分といえるか、どの段階で処分に進むべきか、どの段階で弁護士などの専門家に相談すべきかは、現場経験がないと判断が難しい部分です。

放置車両対応では、情報を知っているだけでは不十分です。個別の事情を見極め、撤去する場面、保管を続ける場面、処分に進む場面、いったん対応を止める場面を判断することが重要です。

所有者確認・車検証情報の確認不足も、撤去トラブルの原因になります

放置車両の撤去では、駐車場の契約者と、車検証上の所有者・使用者が異なることがあります。また、ローン会社名義、所有者死亡、相続関係、名義変更未了などが関係している場合もあります。

このような事情を確認しないまま撤去・処分を進めると、後日、契約者以外の関係者から「なぜ撤去したのか」「なぜ処分したのか」「誰に通知したのか」と説明を求められる可能性があります。

車検証情報の確認は、放置自動車撤去における重要な確認事項の一つです。詳しくは、以下のページで解説しています。

無料・格安業者に依頼するリスク

放置自動車の撤去について、「無料で撤去します」「格安で対応します」と案内する業者もあります。

もちろん、無料撤去や格安撤去そのものが悪いわけではありません。当社でも、車両の状態や価値によっては、無料で撤去できる場合があります。

ただし、重要なのは、なぜ無料で撤去できるのかという点です。

業者が無料で撤去できる主な理由は、撤去や運搬にかかる費用よりも、その車両を売却・処理して得られる金額の方が上回ると判断しているからです。

これはビジネスとして当然の判断であり、それ自体が問題というわけではありません。問題は、その判断のプロセスが依頼者に説明されているかどうかです。

本来であれば一定の価値がある車両であっても、依頼者にはその価値が伝えられないまま、「無料で引き取ります」という形で撤去されてしまうことがあります。

依頼者様は「費用がかからずに片付いた」と思っていても、実際には経済的価値のある車両を、十分な説明を受けないまま手放している可能性があります。

また、無料・格安を優先するあまり、次のような対応が省略されることもあります。

  • 所有者確認を十分に行わない
  • 通知書の作成や発送を省略する
  • 撤去前後の写真記録を残さない
  • 保管期間や処分判断の根拠を整理しない
  • 撤去後の問い合わせやトラブルに対応しない

車を動かすだけであれば、費用を抑えることはできます。しかし、記録や通知、保管、撤去後対応を省略したまま処分してしまうと、後日、その責任は依頼者側に残ります。

たとえば、市場価値が100万円程度ある車両を十分な確認や通知をしないまま処分した場合、後日、所有者や関係者から「100万円相当の損害を受けた」と主張される可能性があります。

また、「車内に高額な荷物があった」「勝手に個人の財産を処分された」と主張された場合にも、撤去前の写真記録や通知記録、保管経緯が残っていなければ、管理者側が反論しにくくなります。

当社では、車両の市場価値、放置期間、通知状況、相手方との連絡状況などを確認したうえで、特に、一定の価値がある車両の場合は、次のような形で、事前に撤去・保管・処分の進め方をご提案します。

  • すぐに処分せず、もう少し保管した方がよい
  • 書面通知の記録を残したうえで、撤去に進む方がよい

無料・格安で車を動かすことよりも、後日、撤去や処分の正当性を説明できる状態にしておくことが重要です。

撤去だけで終わる業者に依頼すると、後日の説明責任が管理者側に残ります

放置車両の問題は、車を撤去した瞬間に終わるとは限りません。むしろ、撤去後に問題が表面化することがあります。

たとえば、次のようなケースです。

  • 所有者や使用者から連絡が入った
  • 弁護士から内容証明郵便が届いた
  • ローン会社や相続人から問い合わせが来た
  • 車内の荷物について主張された
  • 車両価値について争われた
  • 「誰の判断で処分したのか」と説明を求められた

このようなとき、撤去だけを請け負った業者は、「当社は依頼に基づいて車を運んだだけです」という立場になる場合があります。

その結果、通知の妥当性、保管期間、処分判断、車両価値、相手方対応について、管理者様自身が説明しなければならなくなります。

放置車両撤去で本当に重要なのは、撤去作業そのものだけではありません。

撤去後に問い合わせや請求が来た場合でも、「なぜ撤去したのか」「なぜ処分したのか」を、記録と根拠に基づいて説明できる状態にしておくことです。

相手方が感情的・高圧的・法律知識を振りかざす場合は、対応が難しくなります

放置車両の対応では、書類や手順の知識だけでなく、相手方とのやり取りを冷静に進める力も重要です。

実際には、次のような方と対応しなければならないことがあります。

  • 感情的に怒鳴ってくる方
  • 高圧的に自分の主張だけを押し通そうとする方
  • 聞きかじりの法律知識をもとに強く主張してくる方
  • 「違法撤去だ」「損害賠償だ」と強く主張する方
  • 録音や録画を前提に、管理者側の発言を引き出そうとする方
  • 話し合いではなく、責任追及を目的に連絡してくる方

このような場面では、マニュアル通りの説明をするだけでは足りません。相手の主張を受け止めながらも、言うべきことと言ってはいけないことを分け、必要以上に断定せず、記録を残しながら対応する必要があります。

場合によっては、その場で判断せず、対応を一度止めることも重要です。

管理者様が直接対応することで、発言を切り取られたり、感情的なやり取りになったり、かえって立場が悪くなることもあります。

放置車両対応では、書類の知識だけでなく、相手方の状況や反応を見極める実務経験が必要です。

撤去後のクレームや請求に備え、記録と根拠を残しておくことが重要です

放置自動車の撤去を安全に進めるためには、車を移動する前から、撤去後の問い合わせ対応までを見据えておく必要があります。

具体的には、現地状況の確認、写真記録、警察への事件性確認、所有者・使用者の確認、車両価値の査定、通知書の作成・発送、保管期間の設定、処分可否の判断、撤去後の対応までを一連の流れとして考えることが重要です。

放置自動車の撤去では、車を動かす力よりも、撤去・保管・処分に至った経緯を、記録と根拠に基づいて説明できる形で組み立てる力が重要です。

「早く撤去したい」という気持ちだけで進めると、後日の問い合わせや請求対応に、かえって時間と費用がかかることがあります。最初の段階で手順を整えておくことが、結果的に管理者様を守る対応につながります。

当社では、依頼者様が後日困らない形で撤去を進めます

当社では、放置自動車の撤去を、単に車を運び出す作業とは考えていません。

大切なのは、撤去後に所有者・使用者・相続人・ローン会社などから問い合わせや請求が来た場合でも、依頼者様が説明に困らない状態を整えておくことです。

そのため当社では、現場状況、通知の経緯、車両価値、保管期間、処分判断などを確認しながら、撤去を進めるべきか、保管を続けるべきか、処分に進んでよい段階かを検討します。

また、車両に一定の価値がある場合には、査定結果を依頼者様に共有します。依頼者様が車両の価値を知らないまま、安易に無料撤去や処分が進んでしまうことは望ましくありません。

放置車両の撤去では、

「無料で片付くかどうか」だけではなく、
「後日、撤去や処分の正当性を説明できる形で進められるか」

が重要です。

当社は、撤去作業だけでなく、依頼者様の立場や利益を守ることも含めて、放置自動車の対応を進めています。

放置自動車の撤去でお困りの方はご相談ください

現場の状況を伺ったうえで、所有者確認、通知、撤去、保管、処分、撤去後のリスクを踏まえた対応方針をご説明いたします。

お問い合わせはこちら

放置自動車の撤去でお困りの方はご相談ください

放置自動車の状況は、一台ごとに異なります。月極駐車場、コインパーキング、商業施設、マンション・集合住宅、空き地、会社敷地など、場所や契約関係によって確認すべき内容も変わります。

次のような場合は、まずは現場の状況をお聞かせください。

  • 長期間放置されていて困っている
  • 契約者と連絡が取れない
  • 無料で撤去できると言われたが不安がある
  • 所有者や使用者から後で文句を言われないか心配
  • どの段階で撤去してよいのか分からない

当社が、車両の状況、契約関係、所有者確認、通知の必要性、撤去後のリスクなどを踏まえて、対応方針をご説明いたします。

よくある質問

Q. 長期間放置されている車なら、撤去しても問題ありませんか?

長期間置かれている場合でも、車両は所有者・使用者の財産です。駐車場契約、所有者情報、通知状況、車両価値、保管期間などを確認せずに撤去・処分すると、後日トラブルになる可能性があります。

Q. ネットやAIで調べた手順通りに進めれば大丈夫ですか?

ネットやAIの情報は参考になりますが、個別案件の判断まではできません。放置車両の現場では、契約関係、所有者情報、相手方の反応、車両価値などによって進め方が変わります。一般的な手順を知っていることと、安全に実行できることは別です。

Q. 無料で撤去してくれる業者に頼んでも問題ありませんか?

無料撤去そのものが問題というわけではありません。ただし、なぜ無料で撤去できるのか、車両価値はどの程度なのか、通知や記録はどこまで行うのかを確認する必要があります。安さだけで選ぶと、後日の説明責任が依頼者側に残る場合があります。

Q. 車検証情報の確認は必要ですか?

放置車両では、駐車場契約者と車検証上の所有者・使用者が異なることがあります。ローン会社名義、所有者死亡、相続関係などが関係している場合もあるため、撤去前の重要な確認事項です。詳しくは、放置自動車を撤去する前に、車検証情報を確認すべき理由をご確認ください。

Q. 所有者や使用者が怒鳴ってきたり、法律を持ち出してきた場合はどうすればよいですか?

感情的・高圧的な相手に対して、管理者様が直接対応すると、発言を切り取られたり、話がこじれたりすることがあります。その場で断定的な説明をせず、記録を残し、必要に応じて専門業者や弁護士に相談することが重要です。

Q. 放置自動車の撤去業者は、何を基準に選べばよいですか?

費用の安さだけで選ぶのではなく、撤去前の確認、所有者・使用者への通知、写真記録、車両価値の説明、保管や処分の流れ、撤去後の問い合わせ対応まで見据えているかを確認することが重要です。放置車両の問題は、撤去して終わりではありません。後日、「なぜ撤去したのか」「なぜ処分したのか」を記録と根拠に基づいて説明できる形で進めてくれる業者を選ぶことをおすすめします。