ビッグエイトが相続放棄された車両を扱うようになった経緯とは?
元々は車の解体業メインの会社だった

当社は元々、父の代から東京都江戸川区で、車の解体業を専門に行なっていました。
私自身が実際に父の解体会社に入ったのは2000年です。
このころ、バブル崩壊やITバブルの崩壊なども相まって、日本全体の景気が冷え込んでいました。
当社も例外ではなく、業績は悪化していきました。
「これではだめだ」と感じ、一念発起、同業者に先駆けて、ネットでの集客に注力するようになりました。
ネットでの集客を行なううちに、全国から廃車の相談を受けるようになりました。
車について悩んでいる方が多くいらっしゃるということを実感し、お客様に廃車には廃車専門のお店があることを広く認知してほしいという思いが強く持ちました。
そこで、北海道から沖縄県まで、全都道府県の解体業者さんに直接お会いし、信頼できる業者さんと提携関係を結びました。
放置自動車の撤去に困っている方のサポートをしたい

廃車といっても様々なケースがあります。
とりわけ、コインパーキングや月極駐車場などの放置自動車は、駐車場の経営者の方にとって大きな悩みの種になる問題です。
平成12年(2000年)からテレビ朝日の報道番組で、放置自動車の撤去に対する当社の取り組みが放送されるようになりました。
年に数回、10年に渡り、当社独自の取り組みが15分間に渡って放送されるようになったことで、放置自動車でお困りのコインパーキング業者様、誰でも名前を知っているような商業施設様からもご利用いただけるようになりました。
ご利用いただいたことにより、放置自動車のトラブル解決のサポートに尽力したいという気持ちが一層強くなりました。
» メディアでの紹介はこちら
ビッグエイトは車の処分の何でも屋

当社は基本的に、車に関するご相談に対して、可能な限りお応えする、いわば何でも屋でありたいと思い。日々尽力しています。
次のようなご依頼にも柔軟に対応しています。
□元彼の車を処分したいのですが・・・
□外国人が乗り捨てていった車の処分
□夜逃げして置き去りにされた車の処分
これら以外にも、当社の顧問弁護士さんとタッグを組みながら解決できるよう尽力しています。
相続放棄された車の処分を始めた経緯は?

当社は法律事務所様からのご依頼もございます。
破産管財人様から、倒産した会社名義の車の処分や、相続財産清算人様から、所有者が亡くなった車の処分のご依頼も受けるようになりました。
懇意にしている複数の弁護士さんから、
「最近は、親族が死亡した場合に、相続放棄するケースが増えている」
というお話を伺いました。
しかし、安易に故人の車を処分してしまうと、最悪の場合、相続放棄が取り消されてしまいます。
さらにいえば、車を処分するだけのために弁護士さんに依頼して、相続財産清算人になってもらうと、現在の日本の法律上、100万円を超えるお金を払わなくてはなりません。
100万円は一般的にいって大金です。
どうにかできないかと考えあぐねていたところ(難しい説明は省きますが)故人のゴミの処分なら問題はないという法令があることがわかりました。
「価値が無い車であれば処分できる」のであれば、当社の査定士としての資格・実績がお役に立てるかもしれないと考え、当社の顧問弁護士さんとも様々な問題点をクリアにした上で、このサービスに取り組んでいる次第です。
ビッグエイト紹介
最後に
「廃車」は長年、苦楽を共にした車とのお別れです。
お客様の中には涙を流して車とのお別れを惜しむ方もいらっしゃいます。
このようなユーザー様のためにも「ビッグエイトで廃車して良かった」と思っていただける企業であり続けたいと考えています。
これらの地道な活動が、将来的にはより大きな地域貢献、社会貢献、国際貢献へつながると信じて日々のリサイクル活動を行なっています。